「100年安心プラン」…その後…

今朝、あるblogを見ていたら、かつて「年金100年安心プラン」を謳った公明党の政策をとり上げていました。TAKAは、「あ〜そうだった」「そんなこともあった」と、ぼんやりした脳みそで、街頭にそんなポスターもあったな〜と思いだしました。
現在、民主党を中心に年金支給開始年齢を遅くしようという案が検討されています。そこで、気になった「100年安心」をちょっとおさらいしてみようと…。
まずは、公明党の考えに沿ったblog記事のご紹介です。

上記、公明新聞記事(10月22日付)のうち…

現在の年金制度は2004年の改革で、65歳からの支給でも100年先まで大丈夫なように設計され、現役世代の平均手取り収入に対する厚生年金の標準的な給付水準(所得代替率)は「将来も50%以上を保証する」と約束した。
年金制度は5年ごとに財政検証されるが、直近の調査(09年)でも、2050年度の所得代替率は50.1%を確保できることが示され、「現行制度は安定して機能している」(坂口力厚労相)。

…が大切な部分かと拝見しました。
ネット上には、公明党100年プランに関係して、これまでにいろんな意見があるようです。

100年安心が成立する前提条件について「保健師のまとめブログ」では、

  1. 積立金の名目運用利回りは2021年度以降は4.1%を維持
  2. 名目賃金も2.5%ずつ増える
  3. 2055年の合計特殊出生率は1.26

…と指摘しています。
さて、今後どうなるか。公明党は現在のところ与党でありませんし、民主党がどんな結論を出すのか、定年・不安定雇用など雇用政策、社会保障と財源などをふくむ大きな問題として、行方を注視する必要がありそうです。