カラサオ(久万高原町日野浦)

28日に撮りました。「カラサオ」という脱穀に使う道具です。

カラサオは、ネット上に情報がありました。

写真の方は、左前の腕の使い方。左用と右用でつくり方が異なる部分があるそうです。TAKAは右前、やってみましたが、回転する部分が肘(ヒジ)にあたります。つまり、持ち手サオ部分に対して平行に回転せず、少し角度がつくように絞ってあり、左用だと当たらず、逆だとNGというようなことだろうと思いました。それにしても、写真の方が使うと回転部分は、小豆殻を叩くとき、水平に落ちてきます。慣れでしょうね。
母親に聞いたら、北海道でずいぶん使った、とのこと。母方の祖父、出身は徳島県板野郡で、カラサオは日常的な道具なのであったろうと想像します。TAKAの田舎では、木槌を使って脱穀していたのではなかったかと、おぼろげな記憶があります。カラサオは「殻竿」「唐棹」とも書くようです。