「大蛇退治」の第2幕。老齢の夫婦(足名槌と手名槌)が、スサノオノミコトに、ただひとり残った娘(奇稲田姫)が八岐大蛇に略奪されそうなので助けて頂戴と頼む場面。スサノオは、その姫を嫁にくれたら助けてやる、と提案し、話はまとまります。
スサノオが一旦舞台を去ると、老夫婦(足名槌と手名槌)のトークが少しあります。演者同士のかけあいの妙とでもいえば良いのか、笑いが会場から起こったりして、観客の緊張が一旦緩められます。
↓おばあさんがおじいさんと手をつなぐ場面。おばあさんは指の先で汚いものをつまむようなしぐさ。笑いがおこります。