WordPressの引っ越し(4) テーマファイルの文字化け解消

この記事は、WordPressME版(EUC-JP)をWordPress本家版(UTF-8)に変えようという試みの報告です。環境は前日の記事をご覧ください。自己責任でよろしくです。

  1. もともとのblog(=URLはAとします)が取りかえしつかない状態になり、もと通りにするしかない、ということもありますので、データベース(以下「DB」)、blogフォルダ(WordPressの関係ファイル全部。以下「WP」)をDLし保管します。
  2. WPのコピーを作り、作業用として使います。
  3. WPのwp-config.phpを当blog前日記事(3)のように修正します。TAKAはTeraPadで行いました。保存文字コードは、UTF−8Nをつかいました。TeraPadでは、表示->オプション->文字コードの順で文字コードを選択できます。
  4. WPを、新URL(=B)にFTP転送します。TAKAはFFFTPを使いました。
  5. IEなどでBにアクセスします。=インストールがすんでないよぉ、という表示がでます。
  6. 何も考えずインストールを実行します。=デフォルトのテーマで、文字コードUTF-8のblogができます。この段階で、記事はなく、当然DBはほとんど空の状態です。
  7. IDとPWが表示されるので、これをつかってBのblogにログインします。
  8. [必須か不明]ダッシュボードからユーザの情報編集をおこない、PWをAで使っているものに変更。IDはデフォルト状態なので管理者権限のままです。
  9. ダッシュボードで、使用テーマを目的のものに変更します。変更後の画面表示は文字化けの可能性が高いのですが、慌てません。テーマファイルのうちサイドバーなどを中心に直接日本語を打ち込んでいたもの、RSS表示をしているなどの場合、Aで文字コードEUC-JPで書き込まれているので、これらが文字化けの原因です。
  10. テーマファイルの文字化けは、ダッシュボードのテーマファイル編集画面で確認できます。となると、これを書きなおせば良いわけです。TAKAは「書き直し」せず、コピペですませました。
    1. ダッシュボードのテーマファイル編集画面を表示させる。(表示->テーマエディタ)
    2. ダッシュボード右側に関係ファイル名表示があるので、これをクリックします。=編集作業画面にスクリプトが表示されます。
    3. [この作業、注意深く=違うファイルをペーストしたらえらいことになります]  文字化けを発見したら、同名ファイルを、AからDLしたファイルの中から探し出し、TeraPadで表示します。このとき、TeraPadで文字化けなく正常に表示されているはずですので、全文をコピー([ctrl]+[A] -> [ctrl]+[C])し、ダッシュボードに表示されているスクリプトに上書きペースト([ctrl]+[A] -> [ctrl]+[V])します。
    4. [ファイル更新]をクリックして変更を確定。これを、順々におこないます。
    5. RSSなどの文字化けは、JavaScriptの該当箇所に「EUC-JP」の表示があるでしょうから、「UTF-8」に変更します。
    6. すべて終わったら、テーマファイルの文字化けを解消したことになります。

以上で、テーマファイルのUTF-8への変更は成功しているはずです。いや、TAKAは成功しました、というのが正しいですね。この段階では、ME版でUTF−8を使い、記事は無し、という状態です。
あとは、(1)データベース、(2)WordPress本家版、などの処理です。