「あばかん」ってわかります? 方言ですけど

午前中、JR赤穂線北側を散歩していると「あばかんこと」という音が耳に飛び込んできました。注意深く聞くと、間違いありません。二度目も「あばかんこと」と確かに聞こえます。
その昔、TAKAの田舎(鳥取県西部の中国山地内)でお年寄りが「沢山」(=たくさん)というような意味で使っていました。まさか、西大寺でこの言葉を耳にするとはびっくりです。それで、ちょっと調べてみました。
鹿児島 >> あばてん = たくさん
島根 >> あばかん = 手に負えないほど
佐賀 >> あばかん =小さくてはいらない
高松 >> あばかん = こぼれる・あふれる
多少ニュアンスは違うようですが、およそ(何かに比較して)「沢山」というような意味みたいですね。高松でも同じような意味で使うことがあるとすれば、西大寺で耳にしても、まあありうることかと思いました。
TAKAの田舎では、「沢山」のことを、「あばかん」以外に、「よぅ〜けぇ」「ぎょうさん」ともいうことを思い出しました。