TAKAは、カメラ、スキャナ、プリンタとキヤノン製品を使い続けてきた人間です。とりわけカメラは執着にも似た思い入れがありました(≒過去形)。
最近、そのキヤノンへの恋慕にも似た気持ちが揺らいでいます。
日経連会長にも座ったキヤノンの御手洗会長が、派遣労働者に関しての「法律」がおかしいとでもいうような発言≒法律には従わないということか? そして、派遣労働者の実態が世間に喧伝されるにつけキヤノンがその害悪の象徴のようであることを知るにつけ、「そういうことを知って、気持ちよくシャッターを切れない」という思いがムクムクと大きくなりました。
昔、森永砒素ミルク中毒があって、森永製品不買運動というのがありました(≒森永は社会的責任をとったし、現在不買運動があるわけではありません)。最近では、日教組の集会を裁判所の命令を無視し会場を貸さなかったプリンスホテルの利用をしない動きがあります。
ということで、TAKAもキヤノンの製品を自分的に制限しようと考え始めました。
1:スキャナ、プリンタはキヤノンを第一候補にしない。≒買わなくてもなんとかなるだろう。一般市場ではメジャーではないがリコーはプリンタでは見るべき価値がある。スキャナではエプソンが結構イケテルカモ・・。
2:コンパクト・デジカメではキヤノンを買わない。≒ほかにも、特徴あるカメラを出しているところはある。これは、どこといえないほど花盛り。
3:一眼デジカメは、様子を見ながら考える。≒これが悩ましい。しかし、D3の発売を契機に、数十年ぶりにニコンが優位になったのではないかとTAKAは勝手に考えている。
一番苦しいのは、3番のデジタル一眼レフです。ご存知の通りレンズを買ったらそのメーカのボディしか使えません。TAKAはキヤノンの愛好家で苦しいところです。
北京オリンピックはニコンの勝利であろうと予測しています。オートフォーカス、デジタル一眼レフでのキヤノンの優位は揺らぐ、というのがTAKAの見通しです。
しかし、これまで買ったレンズなどを考えると、貧乏なTAKAがニコンに乗り換えるのも資金不足。ううううううっ、面従腹背ということか!!!!! と悔しい思いをするのです。
一方、優秀なレンズを供給してくれるという意味でキヤノンはありがたい存在でもあります。そういう意味でジレンマがありますね。
ジレンマは続く・・・。ですから、シャッターを切るのが気持ちよくなくて困りつつも、良いものを撮りたいというか・・・ここですでにジレンマ!