米軍の垂直離着機「オスプレイ」はご免だと、25日、沖縄市議会が全会一致で配備撤回を求める決議を可決しました。
米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを、7月中旬にも那覇軍港(那覇市)に一時配備する構想が浮上していることを受け、那覇市議会は25日の臨時議会で、日米両政府に抗議し、配備の撤回を求める決議と意見書を全会一致で可決した。
オスプレイをめぐっては、10月に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備する計画を前倒しする方向で、日米間の調整が進んでいるとされる。
これに対し、決議と意見書は「那覇市へ一時配備する計画は平和を強く願う民意を踏みにじる行為で、日米両国政府への不信感をますます増大させる」と厳しく批判。「那覇軍港への一時配備と普天間飛行場への配備計画の撤回を強く求める」としている。(2012/05/25-10:34)
「沖縄」の意思は、議員の所属政党・会派を超えて明確になっている、ということでしょうね。日米安保条約そのものに関係するだけに、躊躇した議員も多かったのではないかと想像されます。それを超えての全会一致でしょうから、相当な重さがあると理解すべきものだな〜と。