MT3.15からWP3.3.2へデータ移行 その3

異なるサーバ、異なるURL、異なるディレクトリへの引っ越しで書き直す場所など

上の記事に続き、いよいよ、異なるURLへ移行する際、書き直しが必要な部分の備忘録です。なお、どの段階でこの作業をするかは、それぞれのお考えでどうぞ〜。Meryで保存するとき、WPに読み込み、MySQLのデータになった後に書き直す、などありそうです…。ただ、MySQLになったあと自力で書き直せる方には、そもそも、この記事が不要かもしれませんね〜汗。

MTにある画像などはそのままのディレクトリ構造でWPにFTPでUPする、ということにしたいと思います。
まず、MTでの画像位置の復習です。

↑は、一例です。これを前提にして続けますので、みなさんの状態に合わせて読み替えてくださいね。
例を前提にすると、荒っぽい方法ですが、FTPソフトで、mtのarchivesフォルダを全部ダウンロードし、wpの、wp-content の下にある uploads 内ににそのままUPするのが一番簡単です。ただし、余分なフォルダ、ファイルもありますので、サーバ容量などの関係で削除する必要があれば、フォルダ内を確認しながらの作業を行ってくださいね。また、この際、画像ファイル名が漢字などを使っていた場合に文字化けで問題が起こるのか、またそれが起こった際の対処方法は、今回考えていませんので、悪しからず。

これで、画像が必要な場所へ移動した、ということになります。あとは、Meryで画像リンクなどの表示部分を書き直す作業です。MTのarchivesフォルダがWPのuploadsフォルダに置かれる、という前提ですよ〜。


↑WPで、サイト内の画像に対するリンクは、「http://」などが自動的に付け加えられるので、「http://□□□□.net」を省いた状態に書き直すのが正解のようです。(上の画像にするまで2回書き直しました〜汗)
MTから記事データをDLし、Meryに貼りつけた段階で作業するとします。

  • Meryで、[検索]→[置換]→ダイアログが表示される
  • 検索する文字列に、上の画像のピンク下地に該当するあなたのMTのURL部分を入力
  • 置換後の文字列に、上の画像の、下から2番目に該当するWPのURL部分を入力
  • [次を検索]→[置換]、または記事内にサイト内リンクが無ければ[すべて置換]。でも、慎重にご判断を。
  • 置換が済んだファイルを保管し、WPにインポート