民俗学者・神崎宣武さん:第16回 中世夢が原 大神楽(井原市)

10日夜、「16回 中世夢が原 大神楽」が、「中世夢が原」(岡山県井原市美星町三山5007番地)であり、見に行きました。

↑横木の上にある御幣(六十数本:2説)が少し内側に傾いていることに注意してほしいとの旨を話す神崎先生。神様が内側(or舞台)を眺めていらっしゃる、と言うような意味だとのこと。
↓神楽の解説とともに、神社参詣時の手水の使いかたがメディアの影響で乱れているのではないかと、先生の弁。左手、右手と洗い、そのあと柄杓を口に持って行って洗うのは間違い、とのこと。柄杓を口に持っていくのではなく、柄杓で左手に水を受け、口を洗う(orその所作真似)をするのが正しい、とのことのようでした。

神崎先生、この舞台に上がる前、袖で白足袋を履き、儀礼を正して登場。なるほど、これは神事なのだと…。