松阪牛

22日、宮城県産稲藁を松阪牛三重県)が食べたことが判明し、対策に大わらわの状況がニュースなどで伝えられています。
松阪牛畜産農家の方は、大変悲痛な心情だろうと思います。
飼料が広域で流通している、有名ブランド「松阪牛」ということで非常に大きなインパクトがあります。
稲藁を出荷したのは宮城県登米市内。国が危険だという「範囲」の外。福島第1原発からは直線で100km以上はありそうです。稲藁だけが特殊に汚染され、国基準の20倍近くまで数値が跳ね上がる、ということではないと想像します。他の食糧は? 人体への影響は? など色々考えてしまいます。
アメリカは、原発事故直後、80km以遠への非難を自国民などに連絡していたかと思いますが、それでもなお足りていなかったかもしれないと…。
そして、高級ブランド牛。TAKAが口にする機会はほとんど考えられませんが、経済的余裕のある階層には、大きなショックでしょう。
原発とどう向き合うか、各自の経済的状況とは関係なく、また住む地域とも関係なく、大きな課題です。