カウンター

単に「カウンター」と検索をかけると、ガイガーカウンターなどが表示される昨今。福島原発事故の影響でしょうね。本日は、「アクセスカンター」のおはなしです。
閲覧ページを移動するごとに加算するカウンタが、ページカウンタ。これに、同一アクセスポイントからの閲覧をN時間再加算しない機能を加えたタイプのものがあります。一般にカウンタと言えばこのふたつになりそうです。ページカウンタは「インフレ」カウンタとも言われ、サイト主催者や協力者が、インターネットブラウザを再読み込み(更新/リフレッシュ)して意図的に加算を繰り返すことがあります。
「同一アクセスポイント」のチェックも色々です。「最後にアクセスされた」ものだけ記録しておき、という簡易なものがあり、これは二人以上が示しあわせれば、意図的加算が可能です。かなりしっかりチェックするのもあります。閲覧者PCに訪問記録を「クッキー」で残し二重カウントをチェックするスタイルもあります。
閲覧者のアクセス場所は、使用しているPCが同じでも、割り振られるネット上の住所(アクセスポイント)がプロバイダ(ネット接続業者)によって時々変更される接続契約の場合、「同一アクセスポイント」とはなりません。
また、会社などの場合、会社外へのネット接続(インターネット閲覧)などはPCと直接外部と接続するのではなく「代理サーバ」(プロキシサーバ)を経由することになっていることが多く、カウンタがどのように反応するかは設定次第、と想像します。
「何人目の」「何番目の」という表現で閲覧訪問者を歓迎するメッセージを掲出している例が多くありますが、厳密には求められないという、「限界」を知っておくのも大切です。

これまで説明したカウンタとは別に、「セッション」を単位とした加算も可能です。あるサイトに入ってから離脱するまでを「セッション」の1単位とします。サイト内の「遷移」を記録し、フロントページに戻ってきても再加算しないようすることが可能です。