「ぼんでん奉納」本番の朝 横手市・17日

毎年、日付で開催される横手の冬のお祭り。15・16日かまくら。16日ぼんでんコンクール、17日ぼんでん奉納。

写真は、17日朝の光景です。市役所前の通りにぼんでんを立てた順に、出発の先陣をえることができるとあって、柳町青年団が、伝統と意地、名誉にかけて一番をとっているそうです。同団の方にお尋ねしたら(本質は)「けんかまつり」とのこと。この団、さがりが非常にシンプルで、「よそがどうしようと、(自分のところは)伝統を守り、シンプルに」とのことでもありました。
全体としては、頂部は、色々趣向を凝らした頭飾りが目につきます。下の梵天は、釣りキチ三平にちなんだもの。

重量は、40キロを超えるようなものもあるとか。木製の竿長は4m以上。これをバランスをとって持ち上げ、片手で差しあげたらやんやの喝さいが。
TAKAは、電車の都合で出発直前まで市役所前で写真を撮らせてもらいました。
午前10時過ぎ、花火が上がるのをホテル近くで音で確認。約3km先の旭岡山神社まで、ぼんでん奉納が出発したことと思います。地元の方は、この奉納の行事を「まつり本番」と。メディア経由の情報では「かまくら」が有名ですが、横手の男たちの心意気を示すこのぼんでん奉納は、なかなか心にしみるおまつりでした。多くの方に教えていただき、つきまとって写真を撮らせていただきました。はたまた、お酒をいただいたりと、自分自身の写真、旅行スタイルがずいぶん変わっていることにも気付かされたのでした。横手のみなさん、ありがとうございます。写真はこのあともこのblogに載せていきたいと思い、整理進行中です。