寿司八重垣でキスのお刺身いただきました

友人の友人のお店とのことで、昨夜3人でお邪魔しました。
キスの刺身いただきました。美味しかったです。先輩方お二人が腰を上げたとき(=お店を出るとき)、3人で囲んだお皿に、それが数切れ残っていたので、TAKAはしっかりいただいてからお店をあとにしました。先輩方には数分、立ってお待ちいただき失礼シツレイのことだったのですが、もったいないと思ったのでした。単に食い意地が張っているとも。
実は、ご亭主にいろいろ「刃」のことを教えていただき、話がはずんだもので、TAKAも箸がおろそかになっていたのです。巻きずしの話で「コメがスパッときれますよねぇ」とお尋ねしたら「海苔の方が難しい」とのこと。寿司切り庖丁、研ぐ手間が半端ではないそうです。
美咲町で先日あった、そば打ち・そば切りのときのことを「切った後、まな板に打ち粉が残るでしょう。そばきり庖丁をハケ代わりに使う方がいたんですよね」とお伝えしたら、そういう刃の使い方をするものではないとキッパリ。
平らな砥石でないと良い刃はできない。砥石は砥石で研ぐ、とも。

そうそう、ヒレ酒の香りがすごく良かったです。上にかぶせがあってそれで香りが残りやすいのかと思い、お尋ねしたら、ヒレの焙り方で香りが決まる、とのこと。職人さんですから当然ですが、いろいろワザをお持ちです。
お手伝いのおねえさまもとってもかわいかったです…。