美咲町で蕎麦打ちコンテスト

美咲町境にある「紅そば亭」では地区を挙げての「そば祭り」が23日ありました。
見事な手さばきの方がおいででしたので、写真を撮らせていただき、お話を少し伺わせていただきました。
水回しに入る前、キッチリそばの重さを量り、水の量もご自身が決めた通りに。

みるみる姿が美しくなっていきます。菊練りも済み伸ばしたあとは下の写真の通り、きれいな形です。周囲にひび割れのようなものがほとんどありません。

切るのもずいぶんこだわりをもっておられました。

二八そば粉を500gつかったそば打ち、見る以上に大変なようで、一見単純な「水を混ぜて捏ねる」という作業にもいろいろ道理があるようです。5人同時に作業するのを拝見し、傍目に出来栄えが違うのを見ると、「ウデ」が必要と思わされました。
写真の方、15年くらい前からうどんを打っているそうです。そばは3年ほど前からとのこと。粉の計量のあたりから、水との割合などキッチリしておられるのがよくわかりました。うどんは2日に1回は打っているとか。これも奥が深そうで、塩のほかいくつか隠し味・風味付けに使うものを教えていただきました。
審査の方曰く「いかにムラなく水を回すか」とのこと。