ヒガンバナと135mmレンズ


彼岸花があちらこちらで。今回はマクロレンズでなく、135mmという長焦点とでも言えばよいレンズです。撮影は9月24日。
1971年、自分の稼いだお金で一眼レフを買いました。標準レンズ付きのminoltaSRT101というカメラです。その後、2本目になったのが135mmレンズでした。撮り始めのころ135mmが標準に比べずいぶん望遠効果があるように感じうれしくなりました。そのうち、物足りなくなり、300mm、テレコンバータ、メーカが変わっても400mm、テレコンバータというところまで。
その後、デジタルカメラの時代が到来。それまでのレンズ資産もほとんど活用できない状況があり、ほとんどのレンズを売却。フィルム時代にオートフォーカス対応レンズとして購入したもののうち手元に残ったのは50mm標準レンズのみ。そして、30年くらいまともに考えてもいなかった135mmを購入。決め手は、明るさと携帯性の両立でした。400mmは、そのレンズがあったときも、持ち出すのは年に数回。特別な目的以外では外に出ることがなく、経費と見合わない状況を感じていました。望遠レンズは高めです。年齢と言うか体力に合わせて道具は変わっていくものだと、負け惜しみを言っております。