CSS余話:tableを使わない

ひとつ前の記事の続きです。
これが全体のタイトル、それが左サイドバーでメニュー、あれがメインコンテンツで主に記事を書くところ、そして、一番下がフッタという具合に場所決めしたら、そこに番地札のようなものをつけるのがdiv+id( or class)の役割です。tableだとそれぞれの枡目に適宜中身を放り込めば完了ですが、divを使うときは、縦に書いていくソースを、なんとかして二次元に脳内変換し、そのイメージに合うように、margin、float、text-alignなどの値を決めていきます。
右左に同じ量だけつっかえ棒をしたので結果的に真ん中に表示されるのよね〜、というような感じです。私が左に譲ってあげたから、立っていた人が右側に一人すわれるようになったのよね〜、という感じです。tableだとはみ出るという恐怖はありませんが、divだと、はみ出る、落ちるという恐怖があります。思うようにコントロールできないdivにてこずります。
ブラウザによる表示の違い、CSSのボックスの理解、そして、さきほどあげたmarginなどの調和がうまくいったときに、崩れないレイアウトができあがることになります。さて、現実は…