CSS余話:なんでCSSをつかう

およその装飾はHTMLでできるのに、なんでCSS使うんでしょうね。ここのところがわかると、ぜひ使えるようにならなくては、となります。
100ページあるサイトを、夏から秋の雰囲気の背景画像に変える、というようなときに便利です。大忙しで徹夜してHTMLを書き直し、表示確認した、というようなフリをして、CSSのわずか数行を書き換えておしまいです。
CSSは、あなたがラクチンできるようサポートします。(でも、覚えるの大変で、楽できない…そうかもしれませんね〜)
CSSは、HTMLのなかに「情報と構造」と「装飾」が入り乱れるのを抑制し、装飾部分を分担する道具です。CSSをつかうと、HTMLは情報と構造の明瞭化、表示速度の改善、二次利用の可能性増大、メンテナンス性の向上などが実現されることになります。となると、CSSの利用は、外部ファイルとして利用するのが王道ということにもなります。
二次利用」については、XML、RSS、視覚障害、引用などがキーワードになるでしょうか。「表示速度」は、HTMLのファイル容量、table属性と表示の関係、がキーワードになりそうです。