神楽「託宣」

初めて見ました「託宣」。11日、中世夢が原(井原市美星町)でおこなわれた大神楽の最終演目は、「綱舞」につづいて「託宣」。
背丈くらいの高さにつられた藁を束ねて作ったオロチ(直径20〜30cm位)を真ん中に白装束の2人が回りながら絡み、段々トランス状態に。終いにはオロチを二つにし、失神。そこで、介助者が現れて、手当をし、神が乗り移った白装束の一人から託宣を伺う、という筋立てのようです。
久満米(白米三合)を盆にのせてささげて、お託宣を請う」とか。なかなかの迫力でした。

下の写真は、神楽殿の梁に対角線上からつられた藁のオロチに絡んで踊る様です。このオロチが二つになったときトランス状態がON。オロチは、その後、白装束の人の周りに置かれ、神が乗り移り、お言葉を伝える、という流れです。