久米郡美咲町大垪和西は棚田が多いことで有名です。日本の棚田100選にも。
稲刈りの機械を使う前に、田んぼの外周のうち特に外側に生えている稲を手刈りします。
「植えてないのに生える」とは稲刈り中のご婦人の話でした。１０ｍ進むうちに1か所くらいの割合で、機械が刈りにくい場所を手刈りします。腰に稲をくくる縄を用意し、手際良く刈ります。地域によっては、のこぎり状のものも見ますが、こちらの鎌は普通の形状。
少し上で、稲をまとめるために鎌を引き寄せ道具として使い、そのあと、根元に近いところを、良く研いだ刃でザクッと刈ります。
今年の稲はなかなかできが良いみたいです。手伝いに来ていたこのご婦人の娘さん（写真・後方）は「刈れるけど、結べない」とのこと。ＴＡＫＡも小さい頃やっていた記憶はあるのですが、すでに、どうか…。
