海岸線だったなごり(岡山市東区西大寺)


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「三つ角」は、道路、用水路がいくつかの方向へ分岐する場所です。
常夜灯には「海上安全」の彫りが見えます。この常夜灯は、かつてここが海岸線だったことを示しているように思います。沖新田ができるまで、金岡新田(≒金田)が海岸だったんでしょうね。「昭和3年(1928年)に上の方を直した」「南海地震(1946年)の時もびくともしてない」とすぐちかくのかたおかサイクルさんでお聞きしました。



お社は金刀比羅さんを向いているそうです。お社の○に金の文字が上下逆になっています。なにか理由があるんでしょうね。
かたおかサイクルさんによると「上三つ角の町内でおまつりしている」とのことで、金田の方がおられず、沖新田関係の方に関係した場所であるのがわかります。場所的には微妙に金岡新田(≒金田)に食い込んでいるようにも見えますが、歴史的なものでこういうことになっているのですから、合理的理由があるんだろうと想像します。