治水地形分類図(西大寺)

>>治水地形分類図(西大寺)
さきちさまから、治水からの検討はどうだろうかとの旨、参考URLを含めコメを頂戴しました。上記がご連絡いただいたURLにリンクしています。
分類として「干拓地」とあり、区域も明確です。
さきちさまのコメで「29年の赤い点線が ┓ に折れ曲がったところ のすぐ北が南限付近になると思う」とあります。かなりストライクに近いのではないかと思います。この付近に祠があり気になっているところでもあります。現地に行って改めて確認してみたいと思います。
なお、上記リンク先で示される「干拓」と、先日、政田民俗資料館でいただいてきた「沖新田の立地と海抜」(2006年、2008年作製)で図示された「新田」とを見比べると一致しない地域があります。いずれも根拠ある資料として有効であるだけに、TAKAには判断しかねる、というのも事実です。
当初、「十番常夜灯付近が元々あった土地の南限」というTAKAの推定は地図などで否定され、数百メートル北にポイントを移動するのが事実に接近するのだろうと思えてきました。

この図の中央付近でオレンジ色のような囲みとなっているのは「自然堤防」、それを囲む薄緑色は「氾濫平野」、エクスラン工場は黄色で「旧川微高地」、左下部分の水色に−の赤が入っているのは「干拓地」です。
オレンジ色の右下部分あたりが「南限」に近いのだろうと、ひとまず思えます。ただし、政田民俗資料館でいただいた図を見ると、十番常夜灯と今回注目した場所の中ほどには、堤防外にさらに北から延びる堤防様のマークがあるように見えます。「いつの時代でどういう状態」という基準を定めないまま「南限」を検討しようというのが無謀かもしれませんね。調べていくうちにイロイロ複雑なことを実感しつつあるのでした。