デジタル写真の撮り方講習会

西大寺連合町内会ホームページ管理グループの勉強会で「デジタル写真の撮り方講習会」がありました。TAKAも受講をしました。講師は、HPの管理者・K氏です。オリンパスのコンパクトデジカメをご愛用で、18倍ズーム、マニュアル設定などがお気に入りとのことでした。
デジカメだけでなく、フィルムカメラにも共通した「問題点」として、自称「名カメラマン」を悩ますのは、目的とする被写体がちゃんと写らないことです。

  1. 目的の被写体にピントがあっていない「ピンボケ」が起こる。
  2. シャッタスピードがゆっくりで、「手ブレ」が起こる。
  3. 被写体が動くので、「被写体ブレ」が起こる。
  4. 上記3つの要素がからみあって「ブレ」「ピンビケ」が起こる。

対策はいろいろありそうです。
ピントがあわない原因はさまざまです。およそ、主要被写体をド真ん中に配置してシャッタを押せば、ピンボケは起きにくいのですが、画面の周辺部などにより近くて大きなものがあると、そちらにピントがいってしまい、撮影者の意図するものにピントがあわないということが起こります。オートフォーカスにも苦手なものがあるのを理解して使うことが大切です。また、写真は「省略」がその大きな要素です。近くて大きなものを写す必要がないのなら、それを省く位置でシャッタを押すことが一番の対策ですね。場所の都合で位置を確保できないのなら、あとは、およそ同じくらいの距離にある別のものにピントを合わせ(≒シャッタ半押し)、改めて本来写したい方向へレンズを向けて、シャッタを押し切る、という方法もありそうです。レンズは0cmから無限遠までピントが合うわけではありません。近くのものを撮るにはマクロ(≒花柄マーク)にセットすることも大切です。「近く」が何cmを指すのかはカメラによって(一眼レフなら「レンズ」によって)違うので、マニュアルなどを見て確認しておいた方が良いですね。
「手ブレ」「被写体ブレ」などによる失敗を防ぐためには、速いシャッタ速度を使う、積極的にストロボを使うなどの方法も問題解決の一助になります。
さて、ここで皆さんに質問。シャッタを押す(≒切る)タイミングは、次のいつがブレにくいでしょう。

  1. 息を止めて
  2. 息を吸いながら
  3. 息を吐きながら