WEB2.0の話をしたら

完成された、筋の通ったホームページがお好みらしい。まるで鉄筋コンクリートのようなものをつくりたいのだろうか。
しかし、庶民にそれだけの資金力や組織力、実行部隊はそろえられない。掛け声だけではできないのだ。
で、頑張って作ったサイトが、泣きを見ることになる・・なんてことがあるかもしれない。TAKAは外形をつくるだけだからまだしも、一生懸命記事を書いている人は・・と思うと・・・。
WEB2.0では、双方向性とかデータベースということがよく知られているが、永遠のベータ版、つまり完成しない、というような情報発信をするという意味合いも含まれる。作りこんで「完璧」なものをめざすより、やりながら、段々と良いものに発展させていこうという方向性がある。
固有名詞や数字を間違えたり、個人情報を漏らす、などということが無い限り、もう少し寛容なサイトの発展を見守るというやり方もあろうに、と感じる事例があった。それこそ、絶対君主制みたいな価値観からの判断だろうか。もしそうなら、個人からの情報発信などというものは、見掛け倒しになるだろうということは容易に想像できる。
TAKAは、自分のチカラのなさに、申し訳なさを感じたり、動脈硬化を起こしているのにそれに気づこうとしないかのごとき状態を嘆かわしく思ったり・・なんとも、辛い夜であります。