五角柱地神:倉敷市酒津

イオンモール倉敷から酒津公園へ花見に行こうということで歩きました。途中、ふと見ると五角柱地神ではありませぬか〜。

少彦名命」(農耕の神様)は、「スクナヒコナノミコト」、「倉稲魂命」(食物の神様、特に稲の霊)は「ウカノミタマノミコト」と読みます。
下方を見ると、60年前に嫁いできたというおばあさんがおられまして、「来た時にはあった」「社日の祭事は無い」「会食などもない」「西酒津ではここだけ」とのことでした。
すぐ近くは、高梁川の東岸堤防。かなりの高さです。以前は、堤防より向こうにも田圃があった、とのことでもありました。井戸の利水権も、時の経過とともになにやらあいまいになってきたとも…。
ちなみにここのアマテラスオオミカミは「天照太神」と刻んでありました。写真の位置関係では、少彦名命の右隣で、人間が東方向から石柱を見ると正面に見える、という位置関係です。
奥は、金毘羅大権現の刻みがある常夜灯というか石塔です。酒津ということで「津」の字があるので水運に関係した金毘羅さんがあるのかと思いました(未確認)。