TAKAのいなかでは「さいたらをまうな」(音は「さぃたらぁ〜まうな」が近い)と言って、「余計なことをするな」という意味で使います。
音から感じたのは「斎太郎(節)を舞うな」というようなことです。中国山地、それもこれ以上ないというような山地で、海に関係する斎太郎節(大漁唄い込み)は無用の長物である、などと妄想しましたが、全国的にみると、「さいたら」というのはどうも古い言葉みたいで、あらたな発見があったのでした。
出雲弁、備後弁に関係するいくつかのサイトでこの言葉がないのでちょっと不思議に思いました。
●「静岡市の北、安倍川を30数km遡った標高600mの山間に展開する七十数戸の小さな集落」という案内があったHPに「さいたら」がありました。↓
わさびとお茶の里 有東木>>ほうげん
●こちらのサイトは広島県内です。同県西部に「さいたら」ということばがるのではないかと想像します。↓
Family Page 広島 >> さいたら
●「さいだら」という言葉が茨城県にあるようです。「古い標準語の『才太郎畑(さいたらばたけ)』(小才が利いていらぬ世話をやくこと)の短縮形」との説明がありました。TAKAと同様「斎太郎節」との関係を想像しておられます。↓
門屋総合設計>>昔の茨城弁集