柏崎刈羽原発停止命令

国の原子力行政を揺り動かしかねない、柏崎刈羽原発停止命令ではないかと思います。市長が消防法にもとづき原発の運転を認められないとしたもので、大きな重みがあります。
16日に起こった中越沖地震の結果、放射能もれの水が海水へ流れた、同大気中に拡散した、と伝えられています。想定の2倍を超える地震の揺れがあったこと、断層が原発直下にあったことなどにより、施設に大きな被害がでたものと見られます。市消防署は、東電からの通報後30分たって出発、通報後1時間たって現地に到着し、鎮火までには通報後2時間近くかかっています。これについて経済産業相は「自力で消化できる体制を」と、17日の閣議後の会見で発言しています。
「安全な原発」というものがあるのか、自分がそばに住む気になるのか、よくよく考えてみたいものです。