実力不足

前日、岡山駅に出入りする電力の架線が切断し、列車の発着が大幅に乱れました。これは、ある意味しかたのないことかもしれません。問題は、その情報がスムースに流れず、列車運行の見通しがハッキリしなかったことです。
トラブル対応、クレーム対応ができてこそ実力があるといえる事例には事欠きません。一流といわれる企業のクレーム対応はそれなりにたいしたものです。JRはといえばあまりよい点数を与えることができない、というのがTAKAの結論です。
昨年の倉敷・中庄駅間の架線事故でも、列車運行再開の見通しは、まったく体をなしていませんでした。たまたま、倉敷駅停車中の車内で遭遇、岡山駅ホームでの混乱などを目の当たりにして、TAKAが認識した状態は、今回も同様に変わらないままです。地元紙に今回の事故を教訓にしたいとかいうようなことがJRの話として載っていました。しかし、現状では、これを実感のある言葉として受けとることができないのが率直な感想です。
事故が起きないことが一番良いのですが、起きてしまったらそれに最善の対応ができるのがあるべき姿です。JRの対応は、そういう域に到達していないのです。