美濃の和紙(16日)

美濃は和紙の産地。加えて繊維産業が川上から川下までそろった地域でもあるとのこと。
ギャラリーみの紙舞」(美濃市本住町1917、tel0575-35-2822)では、和紙で作ったさまざまな物を拝見しました。

上の写真、和紙でつくったものとのこと。触ってみるまでわかりません。とても優しい雰囲気で、紙のゴワゴワした感じはありません。このドレス、ヨーロッパ等、10回以上出張しているとのこと。包装を解いて霧吹きをして2時間もすれば、スッキリした状態になるとのこと。
このギャラリーは、すでに17年運営しておられるとのこと。和紙を繊維として扱う地域は国内にイロイロあるが、岐阜は撚糸をはじめとして様々な繊維産業が集積し技術があったので、靴下、タオル、花瓶などさまざまなものを和紙から作り出すことができた、とのことでもありました。

上の段は花瓶、下の段右は糸状にした和紙。
下の画像、左側はタオルです。

普通の上着、バッグなども美濃和紙から作りだして展示していました。
「紙、水に溶ける。擦れてすぐ摩耗する」などというイメージを大きく変える製品です。靴下など、夏に履くと他のものは履けなくなるほど心地よいのだそうです。当然、洗濯できて使い続けることが可能ということ…。すごいですね。