CSS余話 セレクタ

数日間のアクセス解析を見たら、「セレクタ」が少し多めでした。CSSからHTMLを装飾する際、装飾範囲の対象としてHTMLタグを含め「セレクタ」を目印にします。CSSで使うセレクタ、たくさんの種類があります。効くはずの装飾が実現できないとき、セレクタの指定が間違っていないか、より細かく指示したセレクタが優先的に反映され、一般的な書き方では装飾が反映されない可能性を検討する必要があります。
HTMLソースそのものと、関連するCSSを検証し相互の関係を読むことがポイントです。そのとき便利なのが、FFのアドオンのひとつWebDeveloperです。メニューの「情報」->「要素の情報を表示する」を選択すると、カーソル位置のHTML情報を親子関係で確認できます。

上の画像は、googleのロゴにカーソルをあてたときの表示例です。赤丸で囲んだところが操作の入口。その下に、親要素が表示されています。左側には、関係する情報が表示されています。けっこう便利だと思います。
CSSの装飾が反映されないときは、セレクタがしっかりターゲットをとらえているかどうか、書こうとしているCSSよりより優先される記述が無いか、などなど、改めて検証してみたいものです。